03動きのブロックをマスターしよう<座標>
座標って何?
座標(ざひょう)とは、位置をしめす値のことを言います。
スクラッチのプログラミグでもこの座標をよく使います。
ネコのような、スプライトの位置はすべて横と縦の位置が数字で決められていてます。
横の位置を x座標 、 縦の位置を y座標といいます。
実際にスプライトのx、y座標の値をみてみましょう。
動きの下の方に
それぞれのブロックの横にある□をクリックしてチェックをつけてみてください。
右上のプログラム実行画面にx,y座標の値が表示されるのがわかると思います。
ためしに猫をドラッグして移動してみてください。
x、y座標の値が変わりましたよね。
このようにScratch(スクラッチ)のスプライトの位置は、x,y座標によって決められています。
プログラムの世界で、画面に何か表示させるものはほぼすべて座標を使います。
数学の世界にでてくるのと全く同じです。大切なことなので覚えておいてください。
Scratch(スクラッチ)の座標
さてスクラッチの座標ですが、どこがどんな値になっているのでしょうか?
次の図をみてください。
真ん中の位置が xが0,yが0 になります。
真ん中から右へいくと xの値が大きくなり、左に行くとxの値が小さくなり、マイナスという0より小さい数字になります。
yの場合は上へ行くと大きくなり、下にいくと小さくなりマイナスになります。
こんな感じでx,yをつかってスプライトの位置を決めて移動させています。
ネコを瞬間移動させよう
さてこの座標に関連するブロックの紹介です。
x、yそれぞれに数字を入れてブロックをクリックしてみてください。
たとえば
とすれば、画面中央に移動するはずです。
こんな感じで、位置を決めることができます。
これと似たもので
これは、指定した秒数で、自動的にその場所へ移動してくれるというブロックです。
勝手にアニメーションして動いてくれるので楽しいですね。
座標ブロックは他にもあります。
これは今いる位置より()の値だけ、x方向またはy方向に移動するブロックになります。
すこしずつ右に移動してますよね、先ほどの座標を指定するものと違って、「今の位置から移動する」というところが違いです。
また、以前やった
(x、y座標をしているので当たり前といえば当たり前ですが。)
- 01動きのブロックをマスターしよう1<移動>
- 02動きのブロックをマスターしよう<回転>
- 03動きのブロックをマスターしよう<座標> 今ここです
- 04動きのブロックをマスターしよう<その他>