【2限目】はじめてのプログラミング?
ネコにセリフをいわせてにゃーと言わせよう
プログラムのブロックを並べていよいよプログラミングしていきましょう。
どんな動きをするのか、もう一度完成品をみてみましょう。
まずはネコをクリックしたら「にゃー」というセリフを表示するようにしましょう。
まずはネコにセリフを言わせましょう。
ネコのプログラムを組む画面担っていない場合は、
右下のネコのスプライトをクリックして、ネコのスプライト編集画面に切り替えて、左上の「コード」タブをクリックしてください。
左側 ●見た目 をクリックして「(こんにちは!)と(2)秒言う」 を右側のスペースにドラッグしてください。
今、右側の( )の中が「こんにちは!」になっているので「にゃー」に変えてみてください。
他の好きな言葉でもかまいません。
( )のところをクリックすれば文字が入力できるようになります。
実際にどうなるか 配置したブロックをクリックしてみましょう。
下図のようになりましたか?
簡単ですね。
ではこのセリフをいうときは、どんなときだったでしょうか?
ネコをクリックしたときですよね。
ネコをクリックすることがわかるブロックを探してみましょう。
左側 ●イベント をクリックすると、「このスプライトが押されたとき」 というブロックがありました。
真ん中のスペースにドラッグしてください。
順番としては
クリックしたら セリフをいう
なので、
このブロックを「セリフをいう」ブロックの上にもっていってください。
ブロックは、他のブロックの近くに持っていくとくっついてくれます。
今度はブロックではなく、右側の実行パネルのところにいるネコをクリックしてみてください。
セリフがでましたか?
このブロックをどういう順番で並べるか、つまりどういう順番でプログラムを実行させるか、というのがとても大事なことです。
今は2つだけなので簡単ですが、複雑なプログラムになればなるほど、順番をまちがってしまうと動かない、ということになります。
猫が鳴くブロックがどこかにあるはずです。
さがしてみましょう。
左側 ●音 のところにあります。「(ニャー)の音を鳴らす」というブロックを、右側のプログラムにくっつけてください。
(お使いの環境によってはmeowと英語で表示されているかもしれません)
一番下にくっつけてみましょう。
ネコをクリックして実行してみてください。
どうでしょう?
クリックした瞬間には鳴いてくれませんねぇ。
これは、ブロックの順番がまちがっていて、(にゃー)と(2)秒言うのブロックが先にきてしまっているので、2秒たった後に音が鳴るようになっています。
今回は時間の設定があるブロックが先にきていたので、2秒セリフを表示した後に次のブロックが実行されるということになりました。
通常、1つ1つのブロックは、ほとんどのものが瞬間的に実行されます。
瞬間的に実行されるので、すぐ下にくっつけておけば上のブロックとほぼ同時に実行されます。
では順番を変えましょう。
ブロックの並び替えはいくつかやり方はあります。一番簡単なのは、一番下のブロックを下などにドラッグしてひっぱって、黄色いブロックとその次のブロックの間に持っていく方法です。
この他に、下の図のように真ん中のブロックを下にドラッグして並び替える方法もあります。
ブロックはつかんだブロックの下にくっついているブロックはいっしょについてきてくれます。
最終的に次の図のようになりましたか?
これで猫をクリックすると、鳴くと同時に、セリフが表示されたのではないでしょうか?
単純ですが、ブロックの並び方一つで変わります。
よく覚えておいてください。
次は猫がいろんなところへ瞬間移動するところをやっていきます。
- 【1限目】ネコのスプライトとステージを変更
- 【2限目】はじめてのプログラミング? 今ここです
- 【3限目】ネコを瞬間移動させよう
- 【4限目】ゲームのアルゴリズムを考えよう