【3限目】条件によってコスチュームを変えよう!

投稿者:クマガイモトツグ
公開日  最終更新日2019/06/26

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TechKidzACADEMY代表 プログラミングインストラクター デザイナー 料理人
小中高校生向けプログラミング教育、教材の開発、企業研修ほか、WEB/アプリのデザイン・開発に従事している
著書に「小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本」「親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK」Amazon1位、 「MA/マーケティングオートメーション 5分でできるMA導入と成功する8つのプロセス」Amazon1位がある

火星人のアルゴリズムをかんがえよう!

前回からの続き、条件のところです。

もし〜ならの条件を入れる部分は、六角形のブロックです。
この条件ブロックはどこにあるかというと

演算にあります。

今回の火星人クイズがあっているかどうかを判断する条件は、「答えが2」であるかどうかなので、「答え=2」という条件ブロックをつくればいいことになります。

調べるカテゴリにある<()=()>というブロックを「もし〜なら」というブロックにいれます。

Scratch(スクラッチ)の条件判断ブロック

「答え=2」という条件ブロックをつくるので、
左側の()には調べるカテゴリの「答え」ブロックを、右側の()には クイズの答え、つまり数字の「2」を入れます。

Scratch(スクラッチ)の答えが2という条件ブロック

数字は全角と半角でおなじ2でも結果が違ってきてしまうので注意してください。
たとえば今回のブロックの方で、全角の数字の2を入れた場合、プログラム実行画面の方で半角の2をいれてしまうと、同じ2でも違うものと判断されてしまいます。
プログラムの世界では、基本的に英数字は半角でいれるようにしてください。

たとえば質問が日本語の質問であれば、日本語で答えを右の()にいれてあげればOKです。

これで答えがあっているかどうかプログラムで判断できるようになりました。

次に、答えがあっているかどうか判断したあとに実行するブロックですが、セリフをいうブロック、コスチュームをかえるブロックをいれてあげればいいだけです。
いままでやったことの繰り返しなので、できる人は答えを見ずにやってみてください。
コスチュームをどれにするのかはスプライトのコスチュームタブをクリックすればわかります。

2-2.正しかったら、正解という
2-3.正しかったら、ニッコリのコスチュームに変える
2-4.間違っていたら、不正解という
2-5.間違っていたら、怒るコスチュームに変える

これが答えです。

Scratch(スクラッチ)の火星人の条件判定プログラム

ポイントは、2秒間(何秒でもいいですが)という時間指定のあるものを使った方がいいというのと、時間指定のあるブロックをつかっているので、先にコスチュームをかえるブロックを上にもってくるという2点です。

これで完成です。

もうひとつやるとすれば、今のプログラムだと、火星人をクリックしたら前のコスチュームのままになっているので、もとの画像にリセットするようなブロックを追加してあげるといいでしょう。

Scratch(スクラッチ)火星人のクイズ判定ブロック完成

今回は練習用なので、クイズが1つだけでしたが、複数クイズを作る場合は、同じようなブロックを下に何個かつなげていけばできます。

同じブロックを何回も下にくっつけるのが面倒だと思うかもしれません。(右クリックで複製すれば簡単ですが)

繰り返し同じことをやる場合は繰り返しのブロックを使うともうすこし簡潔にプログラムをつくることができます。これに関してはまた別の機会にお話します。

今回のプログラムをアレンジして、ぜひ家族や友達たちの間でクイズゲームやってみてください!

「07数字好きの火星人のクイズに答える」授業一覧
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