【1限目】Scratch(スクラッチ)って何?
Scratch(スクラッチ)とは
Scratch、スクラッチとは、プログラミングの仕組みを理解するための学習ツールです。
MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されました。
多くの人がプログラミング学習できるようにと考えられており、無料で使うことができます。
そのため多くのプログラミング教室、学校などで学習用に使われているツールです。
インターネットを見るためのアプリケーション、インターネットブラウザ上で動くツールですので、パソコンだけでなくタブレットでも使うことができます。
ScratchはScratchは、「ビジュアルプログラミング」というプログラミング方法をとった学習ツールになります。
ビジュアルプログラミングとは
さて、ビジュアルプログラミングとは何でしょう?
いわゆる昔からある、仕事でも使われるプログラミングというものは、主に英数字や記号でかかれたプログラミングになります。
たとえばこんな感じです。
if($answer==1){
echo “正解です!”;
}
ビジュアルプログラミングとは、上のようなプログラムをこんな感じで表現できます。
これだったら、簡単そうにみえませんか?
見ていただいている通り、色の違うブロックを組み合わせてプログラムができてきます。
私の本でも書いていますが、プログラムというと拒否反応を起こしてしまう方も多いとは思いますが、ビジュアルプログラミングツールは直感的にできるのでとても簡単です。
Scratchはパズルを組み合わせるように、画面上でプログラムの命令であるブロックを1つずつドラッグして組みあわせるだけでゲームやアニメーションができてしまうのでとても簡単にプログラムの学習をすることができます。
ゲーム感覚でできるので、子供たちには非常にウケがいいです。
Scratch(スクラッチ)を使うには
いよいよScratchをつかっていきましょう。
Scratchは前述しました通りネットがつながるところであれば、どなたでもいつでもどこでも使えます。
まずはパソコンまたはタブレットで次のアドレスにアクセスしてください(クリックしても大丈夫です)
https://scratch.mit.edu/
アクセスすると次のような画面が出てくると思います。
まずは「作る」というところをクリックして下さい。
そうすると、Scratchの作品をつくるプログラミング画面になります。
Scratch(スクラッチ)でプログラミングを始める前に
真ん中あたりにチュートリアルというのが表示されています。
チュートリアルというのは、スクラッチの使い方やサンプルを通じてどうやってプログラムをすればいいのか学習できる動画です。
とりあえずいきなりやってみたいと思いますので、チュートリアルの右上の「閉じるX」をクリックして非表示にしておきましょう。
さて次はいきなり画面上のネコを動かしてみたいと思います。
- 【1限目】Scratch(スクラッチ)って何? 今ここです
- 【2限目】まずはネコをうごかしてみよう!
- 【3限目】スクラッチの操作画面説明
- 【4限目】スプライトとステージ
- 【5限目】拡張機能の使い方