【2限目】スプライトに演奏プログラムを組もう

投稿者:クマガイモトツグ
公開日  最終更新日2019/05/31

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TechKidzACADEMY代表 プログラミングインストラクター デザイナー 料理人
小中高校生向けプログラミング教育、教材の開発、企業研修ほか、WEB/アプリのデザイン・開発に従事している
著書に「小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本」「親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK」Amazon1位、 「MA/マーケティングオートメーション 5分でできるMA導入と成功する8つのプロセス」Amazon1位がある

「ちょうちょ」を演奏するプログラムを作成しよう

アルゴリズムですが今回は簡単です。

楽器をクリックしたらそれぞれの楽器の音色でちょうちょを演奏する

分解すると、こんな感じです。

1:楽器をクリックすると2、3を実行
2:楽器がかわる
3:ちょうちょの音を鳴らす

スプライト管理パネルからどれか1つスプライトを選んでください。
楽器を選びます。
今回の画面ではギターのスプライトなので、エレキギターを選択しておきます。

Scratch(スクラッチ)バンド画面スプライトを選択

まず、

1:楽器をクリックすると2、3を実行 部分です。

今までと同じ、「このスプライトを押されたとき」 を持ってきます。
その後、音楽カテゴリから 「楽器を( )にする」 をその下にくっつけます。

Scratch(スクラッチ)楽器を変更するブロック

これでこのスプライトをクリックした時に楽器がかわります。
あとは「ちょうちょ」のメロディーを1音ずつブロックでつなげていくだけです。

「ちょうちょ」はドレミでいうと
「ソミミ ファレレ ドレミファ ソソソ」です。

最初の1音「ソ」を置いてみましょう。
「( )の音符を( )拍鳴らす」ブロックを下につなげます。

Scratch(スクラッチ)音符を選択

左の( )をクリックするとピアノの絵がでてきますので、「ソ」の部分をクリックしましょう。
( )には、67が入ったと思います。

拍数はどれだけ長く鳴らすかをしめす値です。長く音を鳴らしたければ大きい数字にすればOKです。
今回はすべてこのままにしておきます。

こんな感じで音を「ソミミ ファレレ ドレミファ ソソソ」と、すべてつなげていきます。

左からブロックを追加することもできますが、ブロックを複製(コピー)することもできます。
右クリックすると「複製」というメニューがでてきますのでそれをクリックしてください。

Scratch(スクラッチ)ブロックの複製

全部つなげたのがこの画像です。

Scratch(スクラッチ)ちょうちょを作曲

いったんブロックをクリックして鳴らしてみてください。
全部同じ拍数で鳴らしていると、ちょっと違和感ありませんか?

拍数を一部伸ばすのもいいですが、今回は新しいブロックを使ってみます。
「ソミミ ファレレ」と「ドレミファ ソソソ」の間に少し「間」をおきます。

「( )拍休む」というブロックがあるので、それを使います。
こんな感じで入れてみてください。

Scratch(スクラッチ)ちょうちょを作曲2

どうでしょうか? 休む間が入ったので「ちょうちょ」っぽくなったと思います。

「休む」以外にも「テンポ」を変えたりするブロックなどありますので、他のブロックも試してみてください。

これで1楽器できました。
他の楽器も同じことをやればできますが、結構大変なので簡単にできる方法を次回お話しします。

「04Scratch(スクラッチ)で楽器を演奏しよう」授業一覧
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